現在自宅では私物含め4台のノートPCが鎮座しており、可能な限りマウスとキーボードは共通化したく、マルチペアリングで無線のマウスを探していました。そこでこのロジクールM720rを購入してみましたのでレビューします。
外観
大きさは一般的なマウスと比べるとちょっと大きいかと思います。
手が大きい男性には使いやすいサイズかと思いますが、手の小さめの男性や女性には向かないかもしれません。
側面ボタンは8ボタン構成となっています。
- 右クリックボタン
普通の右クリックボタンです。静音タイプではないのでカチカチ音が鳴ります。 - 左クリックボタン
同上 - マウスホイールボタン
押し込みによる上下の移動と、ホイールを右左へ倒し込むと横の移動が可能になっています。
仕事でスプレッドシートを横に移動することがかなりあるので、これはかなり便利。 - 高速ホイール切り替えボタン
ホイールボタンの下にボタンがあります。これを押し込むとホイールが「クリクリ」という感触のあるものから抵抗なしの高速ホイールモードへ切り替わります。ぶっちゃけあんま使わん。 - サイドボタン(進む)
サイドに3つボタンが付いており、奥から進む、戻る、ペアリング切り替えボタンとなります。
戻る進むボタンはもはや必須ですね。 - サイドボタン(戻る)
同上 - サイドボタン(ペアリング切り替えボタン)
123と書かれたボタンです。これにより3台までペアリングした端末の切り替えを行うことができます。 - サムボタン
サイドの3つのボタンの下に ー とポッチがあるボタンがあります。ちょうど親指が来るところなのでサムボタンなのでしょうね。
これはWindows+Tabボタンのショートカットになります。これは地味に便利。
裏の蓋を開けると、電池にアクセスできます。そうです、乾電池駆動です。
内蔵バッテリだと充電の手間や、なによりバッテリの劣化が気になりますよね。
電池であれば例え切れたとしてもコンビニに走れば容易に手に入れることができます。
USBレシーバもここへ収納できるようになっています。
機能
機能(デフォルト)
ドライバなどインストールせずともBluetoothなりUSBレシーバなりで接続するだけで自動的に使用できるようになります。
後述のLOGICOOL OPTIONSというソフトウェアをインストールすることにより色々できるようになるようですが、もちろんデフォルトで接続するだけでも十分使えます。
機能としましては上記の8ボタン構成のものが標準で使用できます。
機能(LOGICOOL OPTIONS)
別途LOGICOL OPTIONSというソフトをインストールすることにより新たな機能やカスタマイズなどができるようになります。ダウンロードは以下から。
アカントを作成すれば、設定ファイルをクラウドへバックアップできるようです。
これならどの端末でも自分のカスタマイズ設定を呼び出すことができて便利ですね。
このFlowモードを使用することで、複数端末間の切り替えがシームレスになり、ファイル共有までできるようになるみたいです。
私物PCが1台しかなく、流石に仕事のPCでファイル共有するわけにもいかず機能を試せていませんが、これはなかなか便利そう。
マルチペアリング
M720rは3台までペアリングすることとができます。接続方式はBluetoothとUSBレシーバとなります。ですので、Bluetooth3台かUSBレシーバ1台+Bluetooth2台のパターンが最大接続となります。
個人的には5台くらいまでペアリングできたら最高だったのになと思いましたが、現実的にそこまでの台数を同時に使用することはないので3台で十分でしょうか。
切り替えはサイドの切り替えボタンですぐに切り替えられます。1~2秒で切り替えられます。
総評:オフィス用途でこれ以上のマウスいる?
- 充実の8ボタン構成
- 無線でストレスフリー
- 乾電池駆動
- bluetooth、USBレシーバ両方で接続可能
- 切り替えボタンによりペアリングの切り替えが容易
- LOGICOOL OPTIONSによりカスタマイズ可能(しかもバックアップも可能)
- 程よい大きさで操作しやすい(男性だけかもしれないけど)
購入して10日ほど仕事とプライベートで使用しておりますがなんの不満もない素晴らしいマウスだと思います。
ゲーム用途なら別のお話ですが、一般的な用途・仕事で使用するならこれ以上なにか求めることありますかね?
本当に本当にあえて言うならペアリング台数がもっと多いといいなと思うくらい。
Amazonで6000円弱とマウスにしては安くない部類ですが、値段分以上に価値のあるマウスだと思います。
ThinkPad トラックポイントキーボードIIと合わせてこれで机の上がだいぶスッキリした・・・
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