スマホ検証動画を主に投稿しているYoutubeチャンネル「TechNickChannel」にてスマホ最新機種6機種のバッテリー検証を実施していました。動画の中で温度測定も実施しており、負荷時の温度推移を確認することができます。Mi 11の発売を期にSnapdragon 888の発熱問題が話題になっておりますのでチェックしてみましょう。
TechNickChannelではバッテリー消耗度の比較やベンチマークなど、最新スマートフォンの検証を実施しており非常に興味深い動画を多数投稿しております。購入時にかなり参考になる情報がつまっているので、是非チャンネル登録してみてください。
Mi 11は充電段階から既に温度が高い
動画で検証されている端末は画像左から
- MOTOROLA Edge S(Snapdragon 870)
- Samsung Galaxy S21 Ultra(Snapdragon 888)
- Xiaomi Mi 11(Snapdragon 888)
- OPPO Reno5 Pro(Dimensity 1000+)
- Vivo X60 Pro+(Snapdragon 888)
- Vivo iQOO7(Snapdragon 888)
となっています。
Mi 11がテスト開始前の充電段階で発熱トップの42.4度となっています。発熱最下位のEdge Sと比べて10度の差があります。
余談ですが、比較されているスマホ6機種のうち5機種が中国メーカという事実・・・ここに日本製スマートフォンがないのがとても嘆かわしい。
全体を通してMi 11は温度が高め
動画では様々なアプリを動作させたり、ベンチマークテストの連続実施などをしており負荷をかけています。全体を通してMi 11の温度が特に高いという印象です。
SD888の発熱はそれほどでもない?Mi 11特有の問題かも
動画を見ていると、先ず真っ先にバッテリが切れたのがMi11でした。
他のSnapdragon 888搭載端末の発熱がそこまでではなく、時にはDimensity 1000+を搭載したReno5 ProやSnapdragon 870のEdge Sが一番温度が高くなるタイミングもありました。
Mi 11が世界で初のSnapdragon 888搭載端末としてデビューしていることからも、Mi 11特有の問題の可能性が高そうです。トップバッターということでMIUIによる最新SoCを制御するノウハウがたまっていない、チューニングが甘いというのが原因としてあるのかもしれません。
ソフトウェアアップデートで改善するかも
SoCハードの問題ではなくソフト側の問題であれば、今後のアップデートで改善される可能性は十分にあり得ます。
MIUIは4月を目処にバージョン12.5の大型アップデートがアナウンスされています。これによって発熱問題は解決されるかもしれませんね。
Galaxy S21 Ultraのパフォーマンスの高さ
Galaxy S21 Ultraはバッテリの持ちが長くも温度上昇も抑えられています。AntutuベンチマークではSnapdragon 888搭載端末の中では下の方であった認識ですが、そのおかげでバッテリ持ちがよく温度が低い結果となりました。
フレームからカメラまでのシームレスなデザインや、文句なしのカメラ性能という点を見ても、Galaxyのパフォーマンスの高さが見てとれます。
動画内6機種の中でGalaxyが何位になったかは是非動画を見て確認してみてください。
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