およそ6年ぶりに、VAIOシリーズではフラグシップの位置づけとなるVAIO Zの新型が発表されました。文句なしの性能に仕上げてきてますね。
詳しいデザインやスペックは以下公式サイトからどうぞ。
実は昔、初代VAIO Zを持っていたんですけれども、その新型がこの度6年ぶりに登場ということで非常にワクワクしております。めっちゃほしい・・・
フルカーボンの筐体
世界初となるフルカーボン筐体を採用し、堅牢性と軽さを両立させました。なんとこのフルカーボンのおかげで、最軽量構成で958gです。1Kg切ってます。
正直なところ、ノートPC単体で持ってみれば2Kgくらいまでだったら結構軽いな、と思ったりもします。ですがこれがかばんに入れて持ち運ぶとなった場合は話が変わってきて、じわりじわりとその重さが響いてくるんですよね。
軽いだけじゃない、性能も最高クラス
CPUには最新の第11世代Core iシリーズを搭載しています。i7 11370Hとi5 11300Hの2モデルが用意されています。省電力版のUシリーズではありません。パフォーマンス十分のHシリーズです。
ただし、下位モデルの11300Hを選択した場合、メモリ32GBは搭載できないようになっています。
HシリーズのCPUであれば、3年~4年前のデスクトップ並の性能を持っていますので、外付けグラフィックを利用して高負荷なゲームもこなせるはずです。
最高のパフォーマンスでもバッテリ駆動時間はゆずらない
なんとCPUにTDP35WモデルであるHシリーズを搭載しているのにも関わらず、バッテリ持続時間は最大で34時間。ディスプレイ解像度4K・1370Hのモデルでも、連続動画再生時で約10時間。
更にUSB PD対応のUSB-Cポートを搭載しているので、電源が確保できない外出時でも、USB PD対応モバイルバッテリがあれば充電できちゃいます。
最高スペックを14インチの筐体に詰め込んだ
このVAIOの何がすごいかというと、11世代Core i Hシリーズを搭載して大容量バッテリで持続時間も長いというのに、それを14インチのモビリティサイズに収めてきたという点です。持ち運びの利便性とパフォーマンスを両立させた、まさにフラグシップと呼べるマシンに仕上がっているという印象です。
CPUの発熱が多いので、デュアルファン仕様となっているようですが、音がどの程度のものなのか気になりますね。
最大の欠点、それは値段とメモリ増設不可な点
これはZシリーズのみならず、VAIO全体的に言えることなのですが、基本的にお値段が高い。そしてオンボードメモリなのでメモリが増設できないという点が残念です。
値段はVAIOストアでおよそ27万円からとなっており、CPUを11370Hにしてメモリ32GBモデルにすると36万円になります。
更にディスプレイを4KにしてSSDを増設させれば50万円コースです。
メモリも、32GBあれば通常の用途であれば余りある容量ではありますが、動画編集や絵かきといったクリエイティブ活動をするには少々心もとない容量かもしれません。
私も、職業柄Windows上に仮想マシンを立てたりするので、メモリ容量を増やせればもっと良かったですね。
でも俺はMacかな(笑)
ここまでさんざん褒めておいてMacを選ぶ。
ぶっちゃけかなりほしいんですけど同じ値段30万円かけるとしたらMacを買います。30万ならintel版Macでグラフィック付きのもの買えちゃう値段ですよね。
いやホントVAIO高い!性能やクォリティはほぼ文句なしに仕上げてきているのですが、それにしても高い。このくらいのPCをポンと買えるだけの収入を得られる人間になりたいもんです。
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